活性炭吸着に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 原料を炭化及び賦活化することにより、マクロ孔とミクロ孔が形成される。
- 疎水性が強く分子量が大きい物質ほど、吸着されにくい。
- フロイントリッヒの式X=kCn(ただし、X:活性炭の単位質量当たりの吸着量(g/g)、C:平衡濃度(g/cm3)、k、n:定数)において、nが小さくkが大きい方が、良好な吸着材であるといえる。
- 破過点を超えて通水すると、処理水濃度は原水濃度に近づく。
- 再生法として、乾式加熱法や湿式酸化法などが用いられる。
正解 (2)
解 説
活性炭は無極性(=疎水性)の物質なので、同じく疎水性のものを吸着しやすいという特徴があります。分子量についても一般的には大きくなるほど水に溶けにくくなってくるため、疎水性が強く現れます。
よって、正しくは「疎水性が強く分子量が大きい物質ほど、吸着されやすい。」です。
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