平成元年環境庁告示第93号において指定されている石綿濃度Fの計算式の記号説明として、誤っているものはどれか。
- A:捕集用ろ紙の面積
- N:計数繊維数の合計
- a:顕微鏡の視野の面積
- n:計数を行った視野の数
- V:採気量
正解 (1)
解 説
どれも合ってるように感じてしまうかもしれませんが、(1)は「捕集用ろ紙の有効ろ過面積」が正しいです。
有効ろ過面積とは、ろ紙の全体面積のうち、空気が接触する(通る)部分の面積のことです。アスベスト測定の際には、ろ紙ホルダーなどで挟んでろ紙を固定しているので、ろ紙の縁の部分は有効面積には含まれません。
コメント