ガス燃焼及び油燃焼におけるすすの発生に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ガス燃焼は、油燃焼に比べて、すすの発生は少ない。
- ガスの拡散燃焼は、予混合燃焼に比べて、すすが発生しやすい。
- 重油燃焼では、燃焼室内で火炎が低温の水冷壁に当たると、すすの発生原因となることがある。
- 重油燃焼では、起動時にすすが発生しやすい。
- 重油燃焼で発生するすすは、すべて気相反応によるものである。
正解 (5)
解 説
重油燃焼で生じるすすには、気相反応によるもののほかに、セノスフェアというものがあります。セノスフェアは、重油の油滴が蒸発した後に残ったコークスのことです。気相反応によってできたすすに比べ、粒子が大きいという特徴があります。
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