R4年 公害総論 問3 問題と解説

 問 題     

環境基本法の基本理念に関する記述中、ア~エの(  )の中に挿入すべき語句の組合せとして、正しいものはどれか。

環境の保全は、環境を健全で恵み豊かなものとして維持することが人間の健康で文化的な生活に欠くことのできないものであること及び( ア )が微妙な均衡を保つことによって成り立っており人類の存続の( イ )である限りある環境が、人間の活動による環境への( ウ )によって損なわれるおそれが生じてきていることにかんがみ、現在及び将来の世代の人間が健全で恵み豊かな環境の( エ )を享受するとともに人類の存続の( イ )である環境が将来にわたって維持されるように適切に行われなければならない。

  •    ア    イ   ウ   エ
  1. 自然環境  基本  負荷  恩恵
  2. 生態系   基盤  負荷  恵沢
  3. 自然環境  基盤  影響  恩恵
  4. 生態系   基本  負荷  恩恵
  5. 自然環境  基本  影響  恵沢

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

問題文は、「環境基本法」第3条(環境の恵沢の享受と継承等)です。この項の本文は以下の通りとなります。

環境の保全は、環境を健全で恵み豊かなものとして維持することが人間の健康で文化的な生活に欠くことのできないものであること及び生態系が微妙な均衡を保つことによって成り立っており人類の存続の基盤である限りある環境が、人間の活動による環境への負荷によって損なわれるおそれが生じてきていることにかんがみ、現在及び将来の世代の人間が健全で恵み豊かな環境の恵沢を享受するとともに人類の存続の基盤である環境が将来にわたって維持されるように適切に行われなければならない。

これは条文の内容を答える問題なので、そのまま覚えることが必要です。選択肢の中には似た言葉、場合によってはほとんど同じ意味として取れるものもありますが、法律の条文の問題なので、条文に載っているそのままの文言を選ばないといけません。

よって、問題文と上記とを比較すると、正解は(2)であることがわかります。

ただし、今回の「環境基本法」第3条(環境の恵沢の享受と継承等)は、問1で出題された第4条(環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築等)や、問2で出題された第16条(環境基準)と比べると出題頻度が低いです。

頻出でない条文までも暗記するというのは現実的ではないので、余裕があれば押さえておきたい知識ですが、ご自身の学習状況や理解度によっては後回しにしても構わないと思います。

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