問 題
ダスト濃度測定に伴う排ガス中の水分量の測定に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 平衡形試料採取装置を用いる場合は、あらかじめ水分量を知る必要はない。
- 測定においては、ダクト断面の中心部に近い1点だけから採取してよい。
- 測定には、共通すり合わせU字管又はシェフィールド形吸湿管が用いられる。
- 二酸化炭素を含むガスに対して酸化バリウムは使用できない。
- 使用燃料の量や組成などから計算により水分量を求める方法は、JISでは認められていない。
正解 (5)
解 説
(5)に関して、排ガス中の水分量の測定には、以下の2パターンがJISで規定されています。
- 吸湿管による方法
- 計算によって求める方法
(5)の文章の「使用燃料の量や組成などから計算により水分量を求める方法」は上記2.に当たり、これはJISで認められているので、(5)の記述が誤りで、これが正解です。
本問の選択肢の中では、(1)、(2)、(5)を重要事項としてしっかりと押さえておきたいところです。
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