電験三種 H25年 法規 問9 問題と解説

 問 題     

次の文章は、我が国の電気設備の技術基準への国際規格の取り入れに関する記述である。

「電気設備技術基準の解釈」において、需要場所に施設する低圧で使用する電気設備は、国際電気標準会議が建築電気設備に関して定めたIEC 60364規格に対応した規定により施設することができる。

その際、守らなければならないことの一つは、その電気設備を一般送配電事業者の電気設備と直接に接続する場合は、その事業者の低圧の電気の供給に係る設備の(   )と整合がとれていなければならないことである。

上記の記述中の空白箇所に当てはまる最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1. 電路の絶縁性能
  2. 接地工事の施設
  3. 変圧器の施設
  4. 避雷器の施設
  5. 離隔距離

2016年の法改正(電力小売全面自由化)により、事業区分の名称変更がありました。ここでは、出題当時の問題文ではなく、改正後の名称に書き換えて記載しています。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

日本の従来方式と国際規格(IEC 関連規定)では、接地の方式や考え方が異なる場合があります。ここで、配電側(電力会社)と受電側(需要家)で接地方式が異なると、漏電などの異常時に保護装置が正しく働かない危険性が生じます。

そのため、需要家が電気設備を施設する際には、配電側の「接地工事の施設」と整合がとれていることが絶対条件となります。よって、(  ) には「接地工事の施設」を入れるのが適切です。

以上から、正解は(2)となります。

コメント