ビル管理士試験 2019年 問166 問題と解説

 問 題     

蚊の生態に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. チカイエカは、九州から北海道まで分布する。
  2. 吸血せずに産卵する蚊が知られている。
  3. ウシやウマなど、大型動物を好んで吸血する種類がある。
  4. ヒトスジシマカは、雨水ますなどの小さな水域から発生する。
  5. アカイエカは、主として昼間に吸血する。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(1)は正しいです。チカイエカとアカイエカは、九州から北海道まで広く分布します。

(2)はチカイエカの記述として正しいです。チカイエカは、吸血せずに産卵することができます。

(3)はコガタアカイエカの記述として正しいです。コガタアカイエカは水田などで発生し、ブタ、ウシ、ヒトなどから吸血します。

(4)も正しいです。ヒトスジシマカは、公園や住宅の庭にある人工容器や雨水ますなど、小さな水域で発生します。

(5)が誤りで、アカイエカは夜間に吸血することが多いです。

この問題は正解以外の選択肢の記述も重要です。各選択肢の一部が書き換えられて誤りの選択肢として出題されても大丈夫なように、蚊の種類とその特徴をしっかりと結びつけて覚えておいてください。

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