ビル管理士試験 2019年 問147 問題と解説

 問 題     

建材の予防清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ほこり以外の汚れ物質は、人間の活動に伴って付着することが多い。
  2. 高気密化している建築物では、窓や隙間がほこりの侵入路として重要視されている。
  3. 汚れは、凹凸が多くて粗い表面には付着しやすく、付着すると除去しにくい。
  4. 建材が親水性か疎水性かによって、付着する汚れの種類は異なる。
  5. シール剤や床維持剤の塗布により、汚れの予防効果が得られる。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(2)について、現代の建築物は気密化しているので、隙間があること自体ほとんどありません。ビルにおいては換気もエアコンで行うなど、窓を開けて換気をすることも少なくなりました(そもそも開けられない窓も増えています)。

よって、ほこりの侵入経路は主にドアなどの出入口になっています。人がドアから入ってきた際に、ほこりも一緒に入ってきます。

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