ビル管理士試験 2019年 問146 問題と解説

 問 題     

建築物清掃の点検評価に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 清掃作業の実施状況の点検については、四半期ごとに実施する。
  2. 清掃作業の評価は、利用者の立場に立って実施する。
  3. 評価範囲は、汚染度合いの高い箇所などに重点を絞る。
  4. 作業の改善は、作業仕様書や作業基準書に限定しないで行う。
  5. 清掃作業の点検評価は、主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(5)に関して、評価方法には、測定機器(光沢度計など)を使用する検査と、目視などによる官能検査とがあります。

しかし、大事なのはその建物を使う人がどう感じるかということなので、客観的な数値(定量)よりも感覚的な判断(定性)に重きが置かれます。

よって、きれいさの評価は、主に目視で行われます。

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