問 題
建築物の基礎構造と地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 異種の基礎構法の併用は、原則として禁止されている。
- 沖積層の地耐力は、第三紀層に比べて大きい。
- 液状化は、埋立地や砂質地盤などで生じやすい。
- フーチングは、柱又は壁を支える鉄筋コンクリートの基礎の広がり部分をいう。
- 地盤の短期に生ずる力に対する許容応力度は、長期に生ずる力に対する許容応力度の2倍とする。
正解 (2)
解 説
この試験に出題される地層といえば、沖積層、洪積層、第三紀層の3種類があります。
- 沖積層 :最も新しい堆積層で、一般に軟弱であるのが特徴です。そのため、地耐力は小さいです。
- 洪積層 :沖積層よりも古い地層で、主に台地・丘陵等に分布し、地耐力が良好な地層です。
- 第三紀層:最も古く、この3つの中で最も地耐力が大きいです。
以上から、(2)の記述が誤りとなります。
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