ビル管理士試験 2019年 問86 問題と解説

 問 題     

測光量に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。

「照度は( ア )当たりに入射する光束であり、単位は通常( イ )と表される。光度は( ウ )当たりから放出される光束であり、単位は通常( エ )と表される。」

  •  ア     イ    ウ     エ
  1. 単位面積   lx   単位立体角  cd/m2
  2. 単位面積   lx   単位立体角  cd
  3. 単位面積   lm  単位立体角  cd
  4. 単位立体角  cd  単位面積   cd/m2
  5. 単位立体角  lm  単位面積   cd

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

照度は、単位面積当たりに入射する光束のことで、単位は[lx](ルクス)です。

光度は、単位立体角当たりから放出される光束のことで、ある方向での光の強さを表します。光度の単位は[cd](カンデラ)です。

輝度は、光度を観測方向から見た見かけの面積で割った値で、輝度という名前の通り光源の輝き具合を示すものです。輝度の単位は計算式そのままに、[cd/m2]となります。

輝度はこの問題には関係がありませんが、照度や光度と併せて押さえておきたい内容です。

以上から、正解は(2)となります。

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