問 題
建築物環境衛生管理基準に基づく空気調和設備に関する衛生上必要な措置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 冷却塔及び冷却水の水管は、6カ月以内ごとに1回、定期に清掃を行うことが求められる。
- 冷却塔及び冷却水は、使用開始時及び使用期間中の1カ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検することが求められる。
- 冷却塔に供給する水は、水道法第4条に規定する水質基準に適合していることが求められる。
- 加湿装置は、使用開始時及び使用を開始した後、1カ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検することが求められる。
- 空気調和設備内に設けられた排水受けは、使用開始時及び使用期間中の1カ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検することが求められる。
正解 (1)
解 説
(1)に関して、冷却塔及び冷却水の水管は、「1年以内ごとに1回」、定期に清掃を行うことが求められています。
この問題の類題は頻出なので、(2)~(5)の選択肢も含めて、しっかりと押さえておきたい内容です。ポイントは、点検なのか清掃なのかという点です。
冷却塔・冷却水・加湿装置・排水受け(ドレンパン)の汚れの点検は、使用開始時及び使用期間中の1カ月以内ごとに1回、定期に行う必要があります。
冷却塔・冷却水の水管・加湿装置の清掃は、1年以内ごとに1回、定期に行う必要があります。
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