問 題
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 局所換気は、汚染物質を発生源の近くで捕集するため捕集効率が高く、換気量も比較的少ない。
- 温度差による換気力は、室内外の空気の密度差に比例する。
- 住宅等の居室のシックハウス対策として機械換気設備を用いる場合の必要換気量は、換気回数で0.5回/h以上と規定されている。
- 第2種機械換気方式は、給気口及び排風機により構成される。
- ハイブリッド換気は、自然換気に機械換気や空調設備を組み合わせたものである。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、機械換気方式の分類は重要なので、第1種、第2種、第3種の違いを正確に押さえておいてください。
- 第1種機械換気:機械給気と機械排気との併用による換気
- 第2種機械換気:機械給気と自然排気口による換気
- 第3種機械換気:自然給気口と機械排気による換気
以上より、第2種機械換気は機械給気+自然排気なので、送風機と排気口により構成されます。給気口と排風機で構成されるのは、第3種機械換気です。
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