ビル管理士試験 2019年 問69 問題と解説

 問 題     

加湿装置の方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 気化方式は、吹出し空気の温度が降下する。
  2. 気化方式は、結露する可能性が低い。
  3. 水噴霧方式は、給水中の不純物を放出しない。
  4. 水噴霧方式は、吹出し空気の温度が降下する。
  5. 蒸気方式は、吹出し空気の温度が降下しない。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

加湿方式には、蒸気吹出し方式、水噴霧方式、気化方式の3種類があります。

このうち(3)の水噴霧方式は、噴霧圧力、遠心力、超音波振動等を利用して水を霧状にし、空気中に放出して加湿する方式です。よって、給水中の不純物も水の噴霧と一緒に放出することになるので、(3)の記述が誤りです。

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