ビル管理士試験 2019年 問63 問題と解説

 問 題     

空気調和方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 全空気方式では、熱負荷を処理するための熱媒として空気のみを用いるため、比較的大型の空気調和機が必要である。
  2. 外調機併用ターミナルエアハンドリングユニット方式は、ダクト併用ファンコイルユニット方式に比べ、高品位な空調空間が達成されやすい。
  3. 定風量単一ダクト方式では、室内空気質の維持に必要な新鮮外気量の確保が難しい。
  4. デシカント空調方式は、潜熱・顕熱を分離して制御できる空調システムである。
  5. 分散設置空気熱源ヒートポンプ方式は、圧縮機のインバータによる比例制御が可能な機種が主流である。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)に関して、定風量単一ダクト方式はその名前からもわかる通り、必要な新鮮外気量の変動が少ないです。そのため、必要な新鮮外気量を確保しやすいという特徴があります。

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