問 題
熱源方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 電動冷凍機+ボイラ方式は、冷熱源として電動機駆動の冷凍機と、温熱源としてボイラを用いたものである。
- 吸着冷凍機は、比較的高温度の温水を加熱源としており、高い成績係数を得ることが可能である。
- ヒートポンプ方式には、ガスエンジン駆動のヒートポンプがあり、エンジン排熱を暖房熱源に利用することが可能である。
- 吸収冷凍機+蒸気ボイラ方式は、年間を通じてガス又は油が使用され、冷熱源は冷水、温熱源は蒸気である。
- コージェネレーション方式では、高いエネルギー利用効率を得るために、燃焼排熱の有効活用が重要である。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、吸着冷凍機は比較的低温度の温水を加熱源としているため、成績係数は低めです。
吸着冷凍機を使う方式はあまりメジャーでないため、馴染みがないかもしれません。しかし、ほかの選択肢にある方式はどれも重要な熱源方式です。
よって、(1)、(3)~(5)に書かれた内容に矛盾点がないのでおそらく(2)が正解だろう…という消去法で答えを選べれば充分だと思います。
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