ビル管理士試験 2019年 問15解説

 問 題     

次に示すものは、建築物衛生法に基づく、ある特定建築物の飲料水水質検査結果である。このうち、水道法第4条で規定する水質基準を満たしていないものはどれか。

  1. 一般細菌(1mLの検水で形成される集落数)  25個
  2. 濁度                   2度
  3. pH値                    7.5
  4. 鉄及びその化合物             3mg/L
  5. 有機物(全有機炭素(TOC)の量)       1mg/L

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

水道法第4条で規定する水質基準項目は、全部で51項目あります。全ての項目とその基準を覚えるのはあまりに大変なので、過去問の演習を行う中で、試験に出題されたことのある項目だけ覚えていけば充分だと思います。

以下に、代表的な物質と、その基準値を掲載します。

  • 一般細菌    :1mLの検水で形成される集落数が100以下
  • 大腸菌     :検出されないこと
  • 鉛       :0.01[mg/L]以下
  • ひ素      :0.01[mg/L]以下
  • 六価クロム   :0.02[mg/L]以下
  • 総トリハロメタン:0.1[mg/L]以下
  • ホルムアルデヒド:0.08[mg/L]以下
  • 鉄       :0.3[mg/L]以下
  • 銅       :1.0[mg/L]以下
  • 有機物(TOC)  :3[mg/L]以下
  • pH値       :5.8以上8.6以下
  • 色度      :5度以下
  • 濁度      :2度以下

よって、(4)の鉄及びその化合物 3mg/Lが基準値の10倍も高いため、(4)が正解となります。

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