ビル管理士試験 2019年 問7 問題と解説

 問 題     

建築物衛生法に基づく特定建築物の届出に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 用途の変更により、特定建築物に該当しなくなったときは、その日から1カ月以内に、その旨を届け出なければならない。
  2. 届出義務者は、所有者あるいは当該特定建築物の全部の管理について権原を有する者である。
  3. 現に使用されている建築物が、増築により新たに特定建築物に該当することになったときは、その日から1カ月以内に届け出なければならない。
  4. 届出の様式は、建築物衛生法施行規則で定められている。
  5. 建築物衛生法施行規則に基づく届出事項に変更があったときは、その日から1カ月以内に、その旨を届け出なければならない。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

(4)について、建築物衛生法施行規則では届出の様式が特に定められていないため、これが誤りの記述であり、正解となります。

この問題は、(4)の内容が大事というより、むしろその他の選択肢の内容のほうが重要事項といえます。よって、(4)が正しいか誤りか判断できなくても構わないと思いますが、消去法によって正解を選べるように、(1)~(3)、(5)の内容をぜひ押さえておいてください。

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