問 題
建築物衛生法に基づく特定建築物内のねずみ等の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- トラップによる捕獲調査を行った場合、1日1トラップ当たりの平均捕獲数を捕獲指数として算出しておく。
- ベクターコントロールとは、感染症の媒介を断つための手段として行うねずみ等の防除である。
- ねずみ等の防除を行う際は、必要に応じて薬剤を使用する。
- ねずみ等に対する対策を行った場合、有害生物の密度調査などによって、その効果について客観性のある評価を行う。
- 防除は、発生予防対策より発生時対策に重点を置いて実施する。
正解 (5)
解 説
発生予防対策がうまくいけば発生時対策をする必要がなくなるので、まずは発生予防対策が優先です。発生予防対策では防除しきれないときに初めて、発生時対策を行います。
よって、重点を置くべきなのは、発生予防対策のほうです。
コメント