ビル管理士試験 H30年 問165 問題と解説

 問 題     

産業廃棄物管理票制度(マニフェスト制度)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 電子マニフェストは、紙マニフェストに代えて、通信ネットワークを使用して、排出事業者がその処理を委託した廃棄物の流れを管理する仕組みである。
  2. 紙マニフェストの場合、排出事業者は、委託時に収集運搬業者からA票を入手し、原本を保存する。
  3. 紙マニフェストの場合、収集運搬業者は、作業が終了すると排出事業者にB2票を返却する。
  4. 紙マニフェストの場合、最終処分場での処分が完了すると、収集運搬業者にE票が返却される。
  5. 紙マニフェストの場合、排出事業者は、D票が委託から90日を経過しても返却されない場合、委託事業者に対して処分の状態を問い合わせる。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

最終処分場での処分が完了した際に処分業者がE票を返却する相手は、「収集運搬業者」ではなく「排出事業者」です。

紙マニフェストA~E票の役割を以下にまとめておきます。ちなみに、電子マニフェストのときもやり取りの流れは同様ですが、各々の記録は情報処理センターにおいて一括管理されるため、保存や返却は不要です。

  • マニフェストA票 :排出事業者保存用
  • マニフェストB1票 :収集運搬業者保存用
  • マニフェストB2票 :運搬作業が終了後、収集運搬業者より排出事業者に返却
  • マニフェストC1票 :処分業者保存用
  • マニフェストC2票 :中間処理作業が終了後、処分業者より運搬業者に返却
  • マニフェストD票 :中間処理作業が終了後、処分業者より排出事業者に返却
  • マニフェストE票 :最終処分地での処分が完了後、処分業者より排出事業者に返却

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