ビル管理士試験 H30年 問163 問題と解説

 問 題     

建築物内廃棄物の中間処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 中間処理の目的は、廃棄物の減量化である。
  2. 建築物に導入されている設備は、比較的小規模なものが多い。
  3. 溶融固化装置は、ちゅう芥(かい)の処理に用いられる。
  4. 中間処理方法として、脱水がある。
  5. プラスチックの中間処理方法として圧縮がある。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

溶融固化装置は、発泡スチロールの処理方法としてよく用いられる方法です。溶融固化とは、電気の熱で発泡スチロールを溶かし、その後、固まるまで冷ますことで減容化させる方法です。

ちゅう芥の処理には様々な方法がありますが、わかりやすいのは焼却処理です。または、焼却の前に減容・減量するのであれば破砕や脱水が行われますし、リサイクルを目的として堆肥化させることもあります。

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