ビル管理士試験 H30年 問158 問題と解説

 問 題     

3R(リデュース、リユース、リサイクル)を促進するための個別法に関する次の語句の組合せのうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法):
    家庭用エアコン、テレビ(ブラウン管式、液晶式、プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目
  2. 容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律):
    空き缶、プラスチック等容器包装廃棄物
  3. 食品リサイクル法(食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律):
    食品関連事業者(食品の製造・加工・販売業者等)
  4. 小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律):
    携帯電話、デジタルカメラ、ゲーム機器等28品目
  5. 建設リサイクル法(建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律):
    環境負荷の少ない物品の調達の推進

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(5)の建設リサイクル法は、建設資材の分別解体と再資源化等の促進を図るために制定された法律です。選択肢にも書かれている正式名称(建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律)の中に「再資源化」とある通り、再資源化についての話なので、物品の調達の話ではありません。

一方、環境負荷の少ない物品の調達の推進を目的とした法律は、「グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)」です。

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