問 題
排水通気設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 排水槽の清掃は、6カ月以内に1回行うことが建築物衛生管理基準で規定されている。
- 水中ポンプのメカニカルシール部のオイルは、2年に1回程度交換する。
- グリース阻集器は、1カ月に1回程度、槽内の底部、壁面等に付着したグリースや沈殿物を清掃する。
- 排水ポンプは、1カ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上であることを確認する。
- 高圧洗浄による排水管の清掃では、5~30MPaの圧力の水を噴射させて洗浄する。
正解 (2)
解 説
排水ポンプ(水中ポンプ)の保守管理で押さえておきたいのは、絶縁測定・メカニカルシール部のオイル交換・メカニカルシールの交換の3点です。
- 絶縁抵抗:1ヵ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上あることを確認する
- メカニカルシール部のオイル交換:6ヵ月~1年に1回
- メカニカルシールそのものの交換:1~2年に1回
よって、(2)の「2年に1回程度」が誤りで、ここは「6ヵ月~1年に1回」となります。
この問題はほかの選択肢も重要で、特に(1)、(3)、(4)の数値は押さえておいてください。
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