ビル管理士試験 H30年 問77 問題と解説

 問 題     

浮遊粉じんの測定に関する次の文章の( )内の語句のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物衛生法の測定対象となる浮遊粉じん濃度は、粉じんの(1.化学的組成)を考慮することなく(2.幾何相当径)がおおむね(3.10μm以下の粒子状物質)を対象として、(4.0.15mg/m3)以下と規定されている。標準となる測定法は(5.重量法(質量濃度測定法))である。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

浮遊粉じんの測定に関するポイントを以下に列挙します。

  1. 粉じんの化学的組成は考慮しない
  2. 相対沈降径がおおむね10μm以下の粒子状物質を対象とする
  3. 建築物衛生法で規定された基準値は、質量濃度で0.15mg/m3以下
  4. 基準値の不適率はほぼ0% (ほとんどの建築物で基準値を達成している)
  5. 標準となる測定法は、ローボリウムエアサンプラによる質量濃度測定法 (LV法)
  6. 簡易測定として、光散乱法がある (標準測定法ではない)

以上を踏まえて問題文を見ると、(2)の「幾何相当径」が誤りで、正しくは「相対沈降径」であると判断できます。

この問題はたびたび出題されていますが、上記で解説した6つのポイントを押さえておけば正解できるはずなので、ぜひ確認しておいてください。

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