ビル管理士試験 H30年 問40解説

 問 題     

ヒ素に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. 5価の化合物の方が3価の化合物よりも毒性が強い。
  2. 水俣病は、その慢性中毒である。
  3. 慢性影響として、皮膚の色素沈着や角化は認められない。
  4. 環境基本法に基づく水質汚濁に係る環境基準項目に含まれない。
  5. ヒトに対する発がん性が認められる。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(1)について、ヒ素には3価の化合物と5価の化合物があります。3価の中にも複数、5価の中にも複数の化合物がありますが、おおまかにいって、3価の化合物群のほうが毒性が強い傾向にあります。

(2)で、水俣病は、「ヒ素」ではなく「水銀(メチル水銀)」が原因です。

(3)は、ヒ素の慢性影響の代表例が皮膚の色素沈着や角化なので、これらの影響が認められます。

(4)に関して、(1)や(3)でも説明した通り、ヒ素は有害です。そのため、環境基準項目に含まれています。

(5)は正しい記述です。ヒ素は肺や皮膚での発がん性があります。

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