ビル管理士試験 H29年 問153 問題と解説

 問 題     

繊維床材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 玄関などの通行密度の高い箇所ほど汚れやすい。
  2. 日常作業として、パイル表面の粗ごみを、カーペットスイーパーなどにより除去する。
  3. ポリプロピレン製のパイル素材は、親水性の汚れが取れにくい。
  4. パイル素材のうち、ウールは含水率が高い。
  5. しみは、単に繊維に吸着していたものが、時間の経過により染着したものである。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

ポリプロピレンやポリエステル、アクリルなどの合成繊維は、親水性の汚れが取れやすいという特徴があります。また、ポリプロピレンの目立った特徴としては、耐薬品性(酸・アルカリともに)が挙げられます。

よって、(3)の「親水性の汚れが取れにくい」が誤りで、正しくは「親水性の汚れが取りやすい」となります。

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