ビル管理士試験 H29年 問139 問題と解説

 問 題     

浄化槽の単位装置とその点検内容との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 流入管渠(かんきょ)  異物などの付着状況
  2. 嫌気ろ床槽      目詰まりの状況
  3. 汚泥貯留槽      スカムの貯留状況
  4. 沈殿槽        堆積汚泥の生成状況
  5. 接触ばっ気槽     MLSS濃度

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

MLSSは活性汚泥浮遊物質のことで、好気性微生物を入れて生物膜を形成する「接触ばっ気槽」ではなく、活性汚泥に酸素を吹き込むだけの「ばっ気槽」における重要な点検項目となります。

接触ばっ気槽では、生物膜の付着状況(生成状況)などを点検することが求められます。

本問の類題としてH28年 問139が挙げられるので、こちらも併せて確認しておいてください。

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