問 題
浄化槽の単位装置とその点検内容との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 流入管渠(かんきょ) 異物などの付着状況
- 嫌気ろ床槽 目詰まりの状況
- 汚泥貯留槽 スカムの貯留状況
- 沈殿槽 堆積汚泥の生成状況
- 接触ばっ気槽 MLSS濃度
正解 (5)
解 説
MLSSは活性汚泥浮遊物質のことで、好気性微生物を入れて生物膜を形成する「接触ばっ気槽」ではなく、活性汚泥に酸素を吹き込むだけの「ばっ気槽」における重要な点検項目となります。
接触ばっ気槽では、生物膜の付着状況(生成状況)などを点検することが求められます。
本問の類題としてH28年 問139が挙げられるので、こちらも併せて確認しておいてください。
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