ビル管理士試験 H29年 問132 問題と解説

 問 題     

排水設備の保守管理の内容とその実施頻度との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 排水槽の清掃             6ヵ月以内に1回
  2. 排水ポンプのメカニカルシールの交換  3~5年に1回
  3. 通気管の点検             1年に1回
  4. グリース阻集器のトラップの清掃    2ヵ月に1回
  5. 排水ポンプの絶縁抵抗の測定      1ヵ月に1回

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

排水ポンプの保守管理で押さえておきたいのは、絶縁測定・メカニカルシール部のオイル交換・メカニカルシールの交換の3点です。

  • 絶縁抵抗:1ヵ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上あることを確認する
  • メカニカルシール部のオイル交換:6ヵ月~1年に1回
  • メカニカルシールそのものの交換:1~2年に1回

よって、(2)の「3~5年に1回」が誤りで、ここは「1~2年に1回」となります。

この問題はほかの選択肢も重要で、特に(4)や(5)の数値は押さえておいてください。

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