ビル管理士試験 H29年 問93 問題と解説

 問 題     

建築物の計画と設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 街路や広場などに面する建築物の正面をなす外観をファサードという。
  2. スケルトン・インフィル建築物とは、建築躯体(くたい)と設備・内装仕上げ等を分離した工法による建築物である。
  3. コンペティションとは、設計者の選定方式の一つである。
  4. 多目的ホールに用いられる可動席の床をフリーアクセスフロアという。
  5. テクスチャとは、材料の質感、材質感のことである。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

フリーアクセスフロアというのは、いわゆる二重床のことです。本来の床の下にさらに床があって(屋根裏の逆みたいな感じです)、空調機器やパソコンのケーブルやコード類を床下で配線するような部屋の形態を、フリーアクセスフロアといいます。

よって、席そのものが動く可動席の床の話とは何の関係もありません。

コメント