ビル管理士試験 H29年 問88 問題と解説

 問 題     

環境振動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 時間率レベルとは、あるレベル以上の振動に対する曝露(ばくろ)時間が観測時間内に占める割合のことをいう。
  2. 防振溝は、道路交通振動など建築物外からの振動対策として設けられる。
  3. 人体に対する振動を扱う場合は、振幅と同時に振動の方向を明確にしなければならない。
  4. 人間は、一般に低周波数域に対して感覚が鋭く、周波数の増加と共に感覚が鈍くなってくる。
  5. 空気調和設備による振動は、間欠的かつ非周期的に発生する。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

空気調和設備が正常に稼働している分には、一定条件の運転を安定的に続けているため、振動が「間欠的かつ非周期的」に起こることは少なく、もし振動があるとしたら、「連続的かつ周期的」に発生することになります。

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