問 題
空気調和設備に用いられる加湿装置又は減湿(除湿)装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 空気調和機内の冷却コイル表面において結露させ減湿するのは、標準的な冷却減湿法である。
- 吸収減湿法では、塩化リチウムや塩化カルシウムなどの水溶液を用いて減湿する。
- 空気を圧縮、冷却、結露させることで除湿し、乾燥空気を製造するのは、圧縮減湿法である。
- 蒸気吹出方式の加湿では、加湿装置により空気が微生物で汚染されることがある。
- 気化式の加湿装置は、温度降下を生じる。
正解 (4)
解 説
加湿方式には、蒸気吹出し方式、水噴霧方式、気化方式の3種類があります。
このうち蒸気吹出し方式は、蒸気を作る段階ではかなり高温になるため、微生物の類は死滅します。よって、蒸気吹出し方式はほかの2つの方式に比べて、微生物で汚染されるおそれは少ないです。
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