ビル管理士試験 H29年 問55 問題と解説

 問 題     

空気汚染物質の特性を表すア~エの記述のうち、ホルムアルデヒドの特性を表すものの組合せとして、最も適当なものは次のどれか。

  1. 常温で淡黄色の気体である。
  2. 発生源には、複合フローリング材・合板等がある。
  3. 人為的な発生よりも火山や森林火災など自然発生の量が多いと推定されている。
  4. 水溶性の有機化合物である。
  1. アとイ
  2. アとウ
  3. イとウ
  4. イとエ
  5. ウとエ

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

アについて、ホルムアルデヒドは常温で無色の、刺激臭を持つ気体です。ホルマリンが液体だから勘違いしやすいですが、あれは気体のホルムアルデヒドを水に溶かしこんでできた水溶液です。気体のアンモニアを水に溶かしてアンモニア水にするのと同じ考え方です。

イは正しい記述です。複合フローリング材や合板に使われる塗料や接着剤の成分にホルムアルデヒドが含まれていることがあり、これが発生源になります。

ウに関して、ホルムアルデヒドは自然界にも存在しますが、火山や森林火災といった高温条件下で発生するものでもありません。この記述は窒素酸化物の特徴と一致するため、「ホルムアルデヒド」を「窒素酸化物」に直せば正しい記述となります。

エは正しい記述で、ホルムアルデヒドは水によく溶けます。ちなみに、標本作成などに用いられるホルマリンは、ホルムアルデヒドを水で溶かしたもの(ホルムアルデヒド水溶液)です。

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