問 題
殺虫剤の処理や保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 建築物衛生法に基づく特定建築物内で、殺虫剤によるゴキブリ防除を行う場合、医薬品又は医薬部外品として承認された薬剤を使用しなければならない。
- 殺虫剤散布を行う場合は、散布前後3日間その旨を利用者に通知する。
- 殺虫剤散布時に中毒を起こした場合には、氷などによって体温を下げる。
- 乳剤や油剤を一定量以上保管する場合は、消防法に基づく少量危険物倉庫の届出が必要となる。
- 煙霧処理やULV処理によって、煙感知機が誤作動することがある。
正解 (3)
解 説
中毒の症状は様々で、たとえば、頭痛やめまい、ふるえ、痙攣、呼吸困難などがありますが、いずれにしても(3)のように氷を使って体温を下げることが有効になることはほとんどありません。
むしろ、中毒症状には体温が低下する傾向のあるものが多いので、患者の意識がはっきりしている場合でも、毛布などを使って保温することが望ましいです。
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