問 題
薬剤を用いたねずみの防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ワルファリン抵抗性のあるネズミに対する抗凝血性殺鼠剤(さっそざい)として、ジフェチアロールがある。
- カプサイシンには、処理区域からネズミを追い出す効果がある。
- シリロシドは、1回の経口摂取で致死させる急性殺鼠剤である。
- 第1世代の抗凝血性殺鼠剤であるワルファリン、フマリンは、遅効性である。
- 殺鼠剤で死亡したネズミから、悪臭やハエが発生することがあるので死鼠の回収に努める。
正解 (2)
解 説
カプサイシンは唐辛子の辛味の成分です。ネズミに対しては忌避剤になりますが、嗅覚ではなく味覚で効力を発するので、空間的な効果は持ちません。たとえばケーブルにこれを塗っておけば、そのケーブルがネズミにかじられなくなる、というような効果が期待できます。
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