ビル管理士試験 H28年 問144 問題と解説

 問 題     

建築物清掃の品質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 清掃の品質は、作業結果の良否を評価する作業品質と組織品質から構成される。
  2. 現場管理品質には、作業計画の立案や現場での教育訓練が含まれる。
  3. 評価範囲は、汚染度合の高い箇所などに重点を絞る。
  4. 評価者は、改善を指示した場合には改善されたか再点検する。
  5. 目視点検は、原始的な方法で、評価方法として不適切である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

確かに目視点検は、厳密な数値での評価ができないため、科学性に乏しいといえます。しかし、ビルの利用者がそこを清潔だと思うか不潔だと思うかは、大体は数値ではなく感覚的な問題なので、目視点検というのも点検・評価の方法としては充分役に立つものです。

もちろん、だからといって科学的な点検・評価が全く不要というわけでもありません。

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