ビル管理士試験 H28年 問136 問題と解説

　問 題　　　　　

ちゅう房排水除害施設に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1. 生物処理法は浮上分離法に比べて、ランニングコストが高い傾向にある。
2. ちゅう房排水のBOD及びSSは、その他の雑排水よりも高濃度である。
3. 除害施設を設置する目的の一つとして、下水道の閉塞防止がある。
4. 浮上分離法としては、一般的に加圧浮上法が用いられる。
5. 悪臭成分が多く発生するため、処理施設の臭気対策が必要となる。

　解 説　　　　　

生物処理法は浮上分離法に比べて発生汚泥量が比較的少ないので、汚泥の処理に掛かる手間や費用が少しで済み、ランニングコストは相対的に低い傾向にあります。