問 題
大便器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 洗浄弁方式は、利用人員の多い事務所、店舗、駅、ホテル等の共用部に採用される。
- 洗い出し式は、水たまり部分がかなり浅いため跳ね返りが少ない反面、臭気が発生しやすい。
- ブローアウト式は、噴出穴から洗浄水を強く噴出させ、その勢いで汚物を器外に排出する方式である。
- サイホンゼット式は、臭気の発散が少なく、ボール内乾燥面への汚物の付着がほとんどない。
- 洗い落とし式は、洗浄水がトラップを満水にしてサイホンを起こさせ、汚水を吸引・排除する。
正解 (5)
解 説
洗い落とし式は、洗浄時にトラップ部の溜水面が上昇し、その落差により汚物を排出する方式です。
(5)の記述は、サイホン作用を利用することから、サイホン式と呼ばれる方式の説明になっています。
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