問 題
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 貯湯槽の容量は、ピーク時の必要容量の1~2時間分を目安に加熱能力とのバランスから決定する。
- 返湯管に銅管を用いる場合は、潰食(かいしょく)を考慮して管内流速を1.2m/s以下にする。
- 逃し管の立ち上げ高さは、補給水槽(高置水槽)の水面よりもやや低い位置に設定する。
- 給湯設備における金属材料の腐食は、同じ金属材料の給水設備の腐食よりも早期に発生し、腐食速度も速くなる。
- 給湯量を均等に循環させるためには、返湯管に定流量弁を設けるとよい。
正解 (3)
解 説
逃し管の位置を水槽の水面よりも低い位置にしてしまうと、水(湯)が供給されるたびに、すぐ逃し管から出ていってしまうことになります。
よって、逃し管の立ち上げ高さは、補給水槽(高置水槽)の水面よりも高い位置に設定するのが正しいです。
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