ビル管理士試験 H28年 問120 問題と解説

 問 題     

給湯設備の循環ポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ポンプは、返湯管に設置する。
  2. ポンプは、背圧に耐えるものを選定する。
  3. ポンプの揚程は、循環管路系で最も大きくなる管路における摩擦抵抗・局部抵抗による圧力損失から決定する。
  4. 循環水量は、配管からの熱損失に反比例する。
  5. 省エネルギー対策のためには、ポンプを連続運転せずに、返湯管の温度が低下した時に作動させる。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

もしも配管からの熱損失が大きいとしたら、その分の熱を補うためにより多くのお湯を循環させなければなりません。

よって、循環水量は、配管からの熱損失に「反比例」ではなく、「比例」します。

コメント