問 題
浮遊粉じんの測定法と測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 浮遊粉じんの測定法には、捕集測定法と浮遊測定法がある。
- 散乱光法は、浮遊粉じん浮遊測定法の一つである。
- デジタル粉じん計は、粉じんによる散乱光の波長により相対濃度を測定する。
- 建築物環境衛生管理基準に基づきローボリウムエアサンプラ法を用いる場合には、分粒装置を装着する必要がある。
- デジタル粉じん計の受光部などは、経年劣化が生じることから、定期的に較正を行う。
正解 (3)
解 説
一般的なデジタル粉じん計に使われているのは、光散乱法とか光散乱式とか呼ばれるものです。これは、散乱光の波長ではなく、散乱光の強さによって測定しています。
よって、(3)の「散乱光の波長」が誤りで、正しくは「散乱光の強さ」となります。
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