ビル管理士試験 H28年 問40 問題と解説

 問 題     

カドミウムに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 合金、塗料、電池等の用途に用いられる。
  2. 過剰に摂取すると大脳に蓄積して、中枢神経の障害を起こす。
  3. 富山県神通川流域の一般環境汚染により、イタイイタイ病の原因となった。
  4. 水道法に基づいて定められる、水道により供給される水の水質基準の基準項目に含まれている。
  5. 水質汚濁防止法に基づいて定められる、健康に係わる有害物質についての排水基準の基準項目に含まれている。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

カドミウムによる健康被害といえば、(3)にもある通り、富山県の神通川流域で起きたイタイイタイ病が有名です。

カドミウムは体内に入り込むと特に腎臓に蓄積される傾向にあり、腎機能障害を生じます。また、腎機能が低下して各種栄養塩類などの再吸収ができなくなると、カルシウム不足により骨軟化症を誘発します。

よって、大脳に蓄積するわけでも中枢神経障害を起こすわけでもないので、(2)が誤りの記述です。

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