ビル管理士試験 H28年 問30 問題と解説

 問 題     

浮遊粉じんに関する次の文章の( )内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。

粒径( ア )μm以下の粉じんは長時間にわたり浮遊し、ヒトの気道内に取り込まれる。特に肺に沈着し、人体に有害な影響を及ぼすのは、通常( イ )μm前後から以下の大きさである。

   ア  イ

  1. 50  10
  2. 40  10
  3. 20  5
  4. 10  5
  5. 10  1

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

粉じんの大きさは、10μmと1μmがよく使わる区切りとなります。

まず、10μmよりも大きい粉じんについてはすぐに沈降するので、これらが問題視されることはあまりありません。

10μm以下の粉じんは長時間にわたり浮遊するので、浮遊粉じんと呼ばれます。ただし、これらの浮遊粉じんを口から吸い込んだとしても、その多くは喉や気管支の浅いところで粘膜に補足され、咳や痰などと一緒に外へ排出されるため、健康被害にはつながりにくいです。

しかし、浮遊粉じんの中でも粒子が1μm以下の小さいものは気管支の奥まで入り込み、そこに沈着してしまいます。よって、このように粒子が小さいものほど人体に有害であるとされます。

以上から、( ア )には「10」が、( イ )には「1」が入ります。

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