ビル管理士試験 H28年 問6 問題と解説

 問 題     

建築物衛生法に基づく特定建築物の届出に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 特定建築物の使用開始後1カ月以内に届け出る。
  2. 届出事項には、特定建築物の名称、所在場所、用途、構造設備の概要が含まれる。
  3. 届出は、厚生労働大臣が定めた様式による。
  4. 届出は、都道府県知事(保健所を設置している市又は特別区にあっては、市長又は区長。)あてに行う。
  5. 届出事項に変更があった場合は、その日から1カ月以内に届け出る。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)では、届出の様式については特に定めていません。

届出は(4)の通り、都道府県知事などに提出しますが、その都道府県ごとに様式が少しずつ異なりますので、厚生労働大臣が定めた様式ではなく、それぞれの地域で定められた様式を使うことになります。

とはいえ、様式自体は都道府県ごとに多少異なっていても、記載事項については(2)にあるような内容で、ほとんど一緒です。

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