ビル管理士試験 H27年 問157 問題と解説

 問 題     

ごみ処理及びその過程に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 分別とは、発生・排出元であらかじめ区分することであり、リサイクル(再生利用)を進める上で重要となる。
  2. ごみを燃やした際に発生する熱を回収する方法をマテリアルリサイクルという。
  3. 収集・運搬では、ごみの飛散、悪臭、騒音等に注意する必要がある。
  4. 腐敗しやすい生ごみなどについては、悪臭防止などの観点から密閉保管に注意する必要がある。
  5. 中間処理あるいは資源化を行っても残渣は発生し、最終処分場に埋立処分しなければならない。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

これは「マテリアルリサイクル」ではなく、「サーマルリサイクル」の説明になっています。

マテリアルリサイクルは、ごみを燃やしたりせず、それを何かの原料として再生利用することを指す言葉です。

ちなみに、マテリアルは材料という意味をもち、サーマルは熱という意味をもちます。

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