ビル管理士試験 H27年 問156 問題と解説

 問 題     

ごみの質や処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 灰分は、ごみの焼却処理後の残渣量の算出に用いられる。
  2. ちゅう芥(生ごみ)の容積質量値は、可燃ごみの2~3倍となる。
  3. 単位質量当たりの発熱量は、ごみの焼却施設の余熱利用などの算出に用いられる。
  4. ごみの焼却処理では、重量は15%程度まで減量化される。
  5. ごみの焼却処理では、容積は5~10%程度まで減容化される。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

ちゅう芥(生ごみ)は結構重く、その容積質量値は750~800[kg/m3]程度といわれています。

一方、建築物から出る可燃ごみはほとんどが紙類なので軽く、その容積質量値は100~150[kg/m3]程度です。

よって、その比は2~3倍ではおさまらず、5~8倍くらいになります。

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