ビル管理士試験 H27年 問11 問題と解説

 問 題     

建築物衛生法に基づく建築物環境衛生管理技術者に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. 建築物環境衛生管理技術者の免状は、都道府県知事が交付する。
  2. 建築物環境衛生管理技術者は、選任された特定建築物に常駐しなければならない。
  3. 建築物環境衛生管理技術者の選任には、特定建築物の所有者等との間に直接の雇用関係が必要である。
  4. 建築物環境衛生管理技術者は、建築物環境衛生管理基準に従った維持管理が行われるよう建築物維持管理権原者に対して意見を述べることができる。
  5. 建築物環境衛生管理技術者は、環境衛生上必要な事項を記載した帳簿書類を備えておかなければならない。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

(1)について、免状の交付は「都道府県知事」ではなく、「厚生労働大臣」が行います。

(2)について、職務の遂行に問題がなければ、常駐しなくても構いません。

(3)について、これは直接の雇用関係でなくても大丈夫です。具体的には、委任契約などが認められています。

(5)の内容は、「建築物環境衛生管理技術者」ではなく「特定建築物所有者等」に課せられた義務です。

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