ビル管理士試験 H27年 問9 問題と解説

 問 題     

建築物環境衛生管理基準に基づく給水・給湯設備の衛生上必要な措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 供給する飲料水が人の健康を害するおそれがあるときは、飲料用以外の用途に使用するよう直ちに関係者に周知すること。
  2. 飲用のために給水設備を設ける場合は、水道法第4条の規定による水質基準に適合する水を供給すること。
  3. 飲料水に含まれる残留塩素の検査を7日以内ごとに1回、定期に行うこと。
  4. 給水栓における水の色、濁り、臭い、味などに異常を認めたときは、水質基準に関する省令に基づく必要な項目について検査を行うこと。
  5. 給湯用の貯湯槽の清掃は、1年以内ごとに1回、定期に行うこと。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

飲料水の基準が超えているとき、飲料水以外になら自由に使ってよい、と解釈するのはやや強引です。供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止し、かつ、その水を使用することが危険である旨を関係者に周知させる必要があります。

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