問 題
建築物内のねずみ・昆虫等の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、IPMとは、総合的有害生物管理である。
- IPMは、ねずみ・害虫管理の考え方(理念)である。
- IPMにおける措置水準とは、すぐに防除作業が必要な状況をいう。
- IPMにおける許容水準とは、環境衛生上良好な状態であり、定期的な調査を継続すればよい状況をいう。
- 防除は、発生予防対策より発生時対策に重点を置いて実施する。
- ねずみ等の防除は、人の健康に対するリスクと環境への負荷を最小限にとどめるような方法で実施する。
正解 (4)
解 説
発生予防対策がうまくいけば発生時対策をする必要がなくなるので、まずは発生予防対策が優先です。
発生予防対策では防除しきれないときに初めて、発生時対策を行います。
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