ビル管理士試験 H26年 問156 問題と解説

 問 題     

我が国における平成3年以降の廃棄物政策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 平成3年の廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正で、廃棄物の適正処理に加えて、新たに排出抑制、分別・再生が目的となった。
  2. 空き缶、プラスチック類等の食品包装の分別排出、分別収集、再商品化の促進を目的として制定されたのが、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)である。
  3. 廃家電製品の効果的なリサイクルと廃棄物の減量化を図るために制定されたのが、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)である。
  4. 建設資材の分別解体と再資源化等の促進を図るために制定されたのが、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)である。
  5. 循環型社会形成推進基本法に基づく基本計画において、廃棄物の発生を抑制(リデュース)、再使用(リユース)及び再生利用(リサイクル)を推進することとした。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(2)の説明文は食品そのものではなく容器や包装の話をしているので、食品リサイクル法ではありません。これは、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」です。

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