ビル管理士試験 H26年 問74 問題と解説

 問 題     

ダクトとその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 防煙区画を貫通するダクトには、煙感知器と連動して閉鎖する防火ダンパ(FD)が設けられる。
  2. フランジは、組み立てられたダクト同士を接続するのに用いられる。
  3. 風量調整ダンパ(VD)は、ダクト系の抵抗損失の不揃いに対する微調整・風量変更や一部分の閉止などに使用される。
  4. 温度ヒューズの溶解温度は、一般換気用で72℃である。
  5. 代表的なダクトの材料として、亜鉛鉄板、ステンレス鋼板、鋼材等が用いられる。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

防火ダンパは、温度フューズ(ヒューズ)と連動して流路を遮断します。防「火」なので、火の有無、つまり「温度」と連動すると考えてください。

一方、煙感知器と連動するのは防煙ダンパです。こちらは防「煙」なので、煙の有無で作動します。

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